白山神社(はくさんじんじゃ)は、東京都文京区白山5丁目に鎮座する神社で、
毎年6月の中旬頃に開催される「文京あじさいまつり」が有名です。
境内や隣接する白山公園を含め、約3,000株の紫陽花を見ることが出来きて、
土日になると露店も立ち並び催し物も開催されるため、大いに賑わいます。
文京区の白山という地名はこの神社に由来しています。またこの地の周辺は、小さな石川という意味で小石川と名付けられたと云うことです。
白山神社は、北陸にある白山(はくさん)と言う山を崇める山岳信仰の神社です。
江戸古地図に表記の社殿の裏には「富士」と描かれており、これが現在も残る富士塚(ふじづか)です。
富士塚は富士信仰(富士山そのものを神と見立てるなど、何らかの形で富士山を信仰・崇拝の対象にしている。)に基づき、
富士山に模して造営された人工の山や塚で江戸時代には一般的に「お富士さん」などと呼ばれ、
実際の富士山に参拝できない庶民に親しまれていました。
ここの富士塚山頂にも浅間神社が鎮座しており、普段は門が閉じられ登拝する事ができませんが、
「文京あじさいまつり」の期間中のみ開放されます。
詳細は東京十社めぐりのサイトまで