旧芝離宮恩賜庭園(きゅうしばりきゅうおんしていえん)は、JR線浜松町駅又は都営地下鉄線大門駅から徒歩3分位の場所(東京都港区海岸)にある都立庭園です。
竹芝桟橋を目指して海岸方向に向かって歩くと直ぐ右手に入り口が見えてきます。
元々は、江戸幕府の老中・大久保忠朝(ただとも)上屋敷の庭園楽寿園を起源とし、回遊式庭園として作られました。
当時は海岸に面しており浜離宮庭園同様汐入の庭として楽しまれていたそうです。
今では周囲の埋め立てと高層ビルに囲まれたことにより海の眺望は失われましたが、どの方向を眺めても借景に近代的なビル群が目に入り、
時折高架線を通過する新幹線や東京モノレールを見ながら、江戸時代と現代のギャップを感じながらも大都会の喧騒を忘れることができるスポットです。